毎日の畑仕事の中で、目はいつも畑や田んぼ、野山、道端に向けられています。食べられる野草はないか?薬になる草はないか?と探して歩くのが習慣化しているのです。そのおかげで、いろんな四季おりおりの旬の食べられる野草や薬草を見つけられるようになりました。
畑仕事中にブヨや蚊に刺された時は、あそこに行けばオオイヌノフグリや朝顔の葉があるな、葉をもんで汁をつければ、かゆみも消え、刺し傷も腫れも化膿することもない。オオイヌノフグリがない時にはヨモギやハコベでも代用できる。蜂に刺された時、一番効くのは朝顔の葉のもみ汁。だから草刈りに行く時は朝顔の葉を二、三枚、ビニール袋に入れて行くといいのです。蜂に刺されて病院へ病院へ駈け込んだりしなくて、重症にならずにすみます。また、朝顔の種子の焼酎漬けはマムシの毒消しにもよいとのことです。
梅雨時はムカデが多く出て来て皆さん、カタキのように殺していますが、むやみやたらと殺してはいけません。ムカデにはムカデの使命があるのですから。
「あたらぬ蜂は刺さない」と昔から言われているように、ムカデも押さえたり踏みつけない限り咬みついたりすることはないのです。万が一、間違ってムカデに咬まれた時はドクダミが特効薬です。痛みもすぐ消えるし、腫れることもなく、跡形も残りません。ドクダミはいろんな毒虫の毒消し効果がありますが、このような自然療法は、できるだけ早めに行うことが大切です。余談ですが、火傷をしたらすぐに塩水をかけビワの葉をあてると、痛みも消え、ケロイド状態にもならなかった経験があります。
蚊やブヨに集中攻撃される人がいますが、これは実はたいへんありがたいことなのです。なぜなら、蚊やブヨは血液が酸性側に傾いた人を集中的に刺してくれます。お肉やお酒、砂糖などを多く食べている人は血液が酸性側に傾いていて、血液が酸性になると化膿しやすくなりますし、いろんな病気にかかりやすくなります。ガンやアトピーの人を正して中世にしなさいということと、酸性の血液の人が病気にならないように免疫を植え付けてくれていたのです。いわば、予防注射をしてくれているようなものです。
夏はランニングや半袖のシャツで畑仕事をしますが、玄米採食のおかげでめったに蚊やブヨに刺されません。しかし、血液を酸性にする食品を口にするとてきめんに、数時間後には間違いなく刺されます。
毎年、季節になれば、現れてくる旬の野菜や野草、そして虫たちが、どれだけ人の役に立ってくれていることでしょう。本当にありがたいことです。
『「ニンジンから宇宙へ」Ⅱ』P40~42
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