ちかねさんへ。あの冬の日の笑顔、今でも忘れていません

2024年11月の年末から2025年1月上旬まで、
某ショッピングモールのアパレル店で、
私は一日限定の短期バイト
として働いていました。

タイミーではない、
あるスポットバイト(1日限定の案件)経由で11月下旬から
働き始めました。

その頃は基本的に毎週土曜日に私はスポットバイトとして働きに来ていました。

求人内容を見ると
「アパレル屋の商品棚卸、接客対応等」
とあって、

「自分も某ゲーセンなどで接客対応もしてきたし、
アパレル屋という高級感あふれる所で接客なんて面白いかも!
経験値を積むためにやってやるか!」

という思いで働きに来ていました。

と言っても、私は接客はほとんどなく、
裏の倉庫みたいな所で、
店頭に出す洋服類をきれいに折りたたむ裏方の仕事がメインでした。

そんな中、
2025年12月下旬からやってきた期間限定の派遣バイトしてやってきた、
女性スタッフさんがいました。

その方の名前は「ちかね」さん。

「“ね”は音という字です」
と優しく教えてくれたのを、今もよく覚えています。

あのときのこと、私は今でもはっきりと思い出せます。

そして、もっと忘れられないエピソード。

私が何日かだけ先輩ってことで(何を偉そうに(笑))、
アパレル屋さんの正社員さんに重要な役割を任されました。


「●●さん!(私の本名)
服の折りたたみ方をチコさんに見せてあげて下さい!」

そんな初めて働きに来たちかねさんに仕事のお手本役という役目を任されて、

「はいっ、分かりました!」

と張り切っていました。

今だから言いますが、
ちかねさんみたいな笑顔が素敵な女性相手に、
少し照れているのをコントロールしていました。(笑)
でも、失礼はないように意識はしていたつもりです。

そんな大切な役割を任されて何日か先輩の私は、
ちかねさんに服の折りたたみ方を披露しました。

そしたら、ちかねさんは、びっくりしたように、

「わぁぁぁ!!!はやぁぁぁい!!!」

と、目を輝かせて驚いてくれました。

そのリアクションが本当に無邪気で、可愛くて、
僕の胸の中にぱっと温かい光が灯った瞬間でした。
少女の無邪気さと気品ある大人の女性の雰囲気、
その両者がバランスよくコラボレーションされている雰囲気、
それにかなり嬉しくなっちゃいました。

たった何日かの先輩と言うちっぽけな私でも仕事慣れした事もあって、
そこそこ早く服を折りたためるとは思っていましたが、
そこまでとは思っていなかったから、
私も驚きました。

そんなちかねさんのお褒めのリアクションにハートフルになって私から、
深く考えず私からアドリブでこんな対応をしちゃいました☆

「いやぁ、私って褒められちゃうともっともっと仕事を頑張っちゃうタイプですので、
もっとお褒めの言葉を下さいな~~~♪♪♪」

そんなかなりお茶らけたリアクションにちかねさんが更に、
微笑んでくれた…
それも今でも私のハートに刻まれています。


そんなやりとりは
ストップウォッチで測っていないから正確な時間は分かりませんが、
恐らく1~2分と言うごく短いものだったと思います…

でも、そんなあなたの笑顔やリアクションは、今でもしっかり心に刻まれています。
あの日以来、ずっと心の中の宝物のように大切にしてきました。

連絡先を聞く勇気はありませんでした。
だって、女性に簡単に連絡先を聞くなんて、
ナンパなどの軽薄なものみたいに思わてしまいますから…

でも今でも、あなたのことをふと思い出すことがあります。
たぶん、ちかねさんは、茨城県内の某県立高校を卒業されて、
大学を経て、2025年春から新しい職場に旅立ったのだと思います。

この文章は、もし奇跡的にあなたの目に留まって、
「なんとなく、あのときのことを覚えているかも」と思ってもらえたなら――
それだけで、すごく幸せです。


あまり物騒な話は控えますが、
様々な人間関係でちかねさんと出会った頃、
私の精神は崩壊していた面がありました。

でも、ちかねさんの
「わぁぁぁ!!!はやぁぁぁい!!!」
から心を温めてもらって、
崩壊した精神は一気に回復になりました。

ドラクエで言うなら、
最大HP999の状態で私の精神的ダメージは、
当時HP20という状況でした。

でも、ちかねさんのそんな少女と大人の女性の気品さがバランスよく
コラボレーションされた姿にHPが今、
徐々に最大HP999に向かって、
今はHP500辺りまで来たと思います。

ドラクエやっていないから例えがピンと来なかったらすみません…

私が届けたいのは、
ちかねさんと出会った頃は精神的苦痛ダメージ950。
でも今では450まで回復し、
つまり精神的ダメージ500も激減したということです。
たとえるならーー
骨折して入院していた人が、松葉杖もそろそろ卒業かな?
そんな段階に来た感じでしょうか。
このイメージが、少しでも伝わったら嬉しいです。


ちかねさんのおかげさまで、
私が第二の姉みたいに思っている女性の名言
「笑顔が魔法」
をそんな精神的ダメージから回復してから、
実感もしています。

ほの花:ちょっと恥ずかしいんですけど、私、小さい頃から本当の魔法つかいになりたかったんですよ。それを母に言ったら、母が「笑顔が魔法なんだよ」ってよく話してくれたんです。中学の卒業文集でも「魔法つかいになりたい」って書こうと思ったけど、それを書いたら絶対中二病って思われるじゃないですか。

井上喜久子×井上ほの花 はじめての母娘17才対談【前編】
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1454211451


本当に、きっこお姉ちゃんの言う通りでした…
あのときのちかねさんの笑顔が、魔法のように心を癒してくれたのです。

ちかねさんの
「わぁぁぁ!!!はやぁぁぁい!!!」
と笑顔がセットではしゃいでくれたことと、
私のお茶らけた返しに微笑んでくれたちかねさん…

私が高校生の時から大好きな第二の姉である、
きっこお姉ちゃんの名言
笑顔が魔法
をちかねさんを通して強く実感しました…


ありがとう、ちかねさん。
あなたのあの笑顔と「わぁぁぁ!!!はやぁぁぁい!!!」の声が、
今でも私にとっては、心の奥をあたためてくれる“冬の贈り物”です。

■追伸
ちかねさん、あなたに感謝する意味を込めて私の記憶だけで似顔絵を描かせてもらいました。
私の画力で満足させられるか分かりませんが、
少しでも嬉しくなってくれたら幸いです。

2025-02-nishi-chik.jpg
2025-02-25-Chikane.jpg

この記事へのコメント